第33回全国都市緑化よこはまフェア

 
平成29年3月25日(土)から6月4日(日)までの期間「第33回全国都市緑化よこはまフェア」が開催されます。当社はよこはまフェアで、みなとガーデンエリアの運河パークにて「アーバンライフガーデン」のテーマに出展します。作品名は「GreenTheaterBox(グリーンシアターボックス)」です。
名称 第33回全国都市緑化よこはまフェア
愛称 ガーデンネックレス横浜2017
開催期間 2017年3月25日(土)~6月4日(日)(72日間)
会場構成 ・みなとガーデン(都心臨海部会場)
山下公園、グランモール公園、港の見える丘公園、横浜公園、日本大通り、象の鼻パーク、新港中央広場、 運河パーク
・里山ガーデン(郊外部会場)
横浜動物の森公園植物公園予定地
主催者 横浜市、公益財団法人 都市緑化機構
運営主体 第33回全国都市緑化よこはまフェア実行委員会
想定来場者数 500万人
 

CONCEPT

 
箱状に覆われた庭は都会の喧騒を忘れさせてくれるプライベートな空間。植物のゆっくりとした生育と移ろいの過程をドラマに見立て、日々の生活に追われる都会の人に心のゆとりを感じてもらう癒しのスペース。
 

Exterior

 
 
 
アーバンな印象になるよう躯体はステンカラーのスタイリッシュなアルミフレームを使用しました。正面には植物のグリーンと調和する錆色の壁を組み合わせ三方を囲っています。床面はウッドデッキと石を乱張りにしてテラスを作りました。ウッドデッキには桟橋にも利用される程耐久性の高いウリン材を使用しています。テラスの石は電動工具を使わず一つずつハンマーで叩いて割りながら形を整え貼っています。そのようにすることで機械で切ったような滑らかな曲線ではなく歪で自然な形の縁ができます。  テラスのサイドにあるスペースはビオトーブをイメージしています。また奥行きを出すために壁面に鏡を設置してあります。お庭でバーベキューを楽しめるように中央にはダイニングテーブルとBBQコンロを配置しました。ゆったりと椅子に腰かけルームシアターを見るように植物を眺められる演出をしています。夜には様々な所に仕掛けた照明が庭全体を幻想的に彩ります。屋根上に設置されたソーラーパネルから電気を供給しているため、コンセントの無い屋外空間でもライティングによる演出を可能にしています。
 

Gardening

 
 
 
都会の生活の中で植物は私達の生活に潤いを与えてくれます。たとえ限られたスペースでも、グリーンの見せ方を変える事で、日常の中に四季の移り変わりを感じとれる庭となります。スクリーン状にくり抜かれた窓からは、一枚の絵画のように樹々の表情や季節の移ろいを楽しむ事ができます。窓の奥には紅葉を植え、グリーンが楽しめない時季がないように、手入れの行き届いた常緑のシイモチを階段側に植えました。手元近くのバーティカルグリーンボールには、サラダにちょっと足せるようなハーブやサラダ菜などを入れてあります。趣味の多肉植物は、忙しくてついつい手入れを怠ってしまっても大丈夫なように、テラリウムにしました。また夜間でも楽しめるように、植栽にライトを当て陰影を浮かび上がらせることで、幻想的な空間を演出しています。
 

Access

 
 
運河パーク:神奈川県横浜市中区新港2丁目1