今回紹介する施工現場は新築外構のお仕事ですが
外構は一部既存を残した形でのリフォームとなります。
使える既存部分は解体せずに、残すことで費用を抑えることができる場合があります。
施工前の外構
既存の外構の状態です。擁壁をやり直すと予算が大きく上がってしまいます。
残した擁壁をどのように綺麗にしていくかが腕の見せ所です♪
擁壁の塗装面を削る
既存の吹付けのような塗装がされていた擁壁の塗装を剥がしていきます。
古くなった塗装が一部剥離していたり、亀裂、汚れが目立つため剥がして
コンクリート面を出していきます。
土留めCB新設
途中土留めが無い部分にコンクリートブロック(以下CB)を設置していきます。
まずは基礎部分とCBの縦方向に通る配筋を設置します。
土圧に負けないようCBの基礎をしっかりと打設します。
コンクリートブロックが出来上がり綺麗に繋がりました。
電気の配線
インターフォンや照明用の配線をあらかじめ通しておきます。
擁壁の補修
塗装を剥がした際に脆くなっていた角が削れたため
型枠を作り補修していきます。
階段の新設工事
施工前の土の状態です。
このように階段を新しく設置しました。
防草シート砂利敷き
施工前の状態。整地してまずは防草シートを敷いていきます。
防草シートを敷きしっかりとピンで固定した状態になります。
防草シートの上からさらに砂利敷きをしていきます。
これで雑草取りにかかる手間が少なくなります。
カーポートと車庫土間打設
駐車スペースにまずカーポートを設置します。
車庫土間を打つ前に転圧をかけ砕石を撒いて、グリッドメッシュを配筋していきます。
枡もちゃんと養生をします。
駐車スペースにコンクリートをしっかり打設しました。
養生期間の天気によりますが1週間から10日間ほど養生しておきます。
かなり長い記事になってしまいました。。
最後まで読んで頂きありがとうございます♪
工事が完了すると見えなくなってしまう部分ですが
とても大事なのが下地工事です。
意匠的な部分は勿論、地味で目立たないところも
ヒールザガーデンの職人は手を抜きません!